2008年3月11日火曜日

Tomcatを利用したEclipseでのウェブアプリケーション開発 -開発環境構築-

EclispeとTomcatでウェブアプリケーションを開発するときの開発環境の構築方法を示します。
最終的にEclipse上でTomcatを制御できるようにします。

  1. EclipseのHPよりEclipse IDe for Java Developerをダウンロードし、適当なディレクトリに解凍します。

  2. eclipsetotaleのHPよりSysdeo Tomcat Plugin(2008/3/11現在V3.2.1)をダウンロードし適当なディレクトリに解凍します。

  3. Sysdeo Tomcat Pluginを解凍して出来たディレクトリ内にあるcom.sysdeo.eclipse.tomcat_3.2.1を、ディレクトリごとEclipseをインストールしたディレクトリ/pluginsディレクトリにコピーします。

  4. Eclipseを起動し、メニューの「Window」→「Preferences...」をクリックします。

  5. 「Preferences」画面の「Tomcat」をクリックし、「Tomcatバージョン」でバージョン6.xを、「Tomcatホーム」にCATALINA_HOMEで指定したディレクトリを指定します。

  6. 引き続いて「Preferences」画面の「Tomcat」→「JVM設定」をクリックし、「JVMパラメーターへ追加」に-serverを追加します。
    これによりJava VMがサーバモードで起動しパフォーマンスも改善するようです(参考)。

  7. 「Preferences」画面を閉じツールバーに表示されているTomcat起動ボタンをクリックします。

  8. EclipseのコンソールにTomcatが起動したことを意味するメッセージが表示されていることを確認し、http://localhost:8080/にWebブラウザでアクセスします。
Tomcatパフォーマンスの向上を目指したNative Libraryの導入

Tomcatのパフォーマンスを向上させるために、APRベースのNative Libraryを導入します。

  1. TomcatのHPよりWindows用のNative Libraryバイナリ、tcnative-1.dllをダウンロードします(2008/3/11現在V1.1.12)。

  2. ダウンロードしたファイルをJAVA_HOME/binディレクトリにコピーし、EclipseでTomcatを起動します。

  3. その際コンソールに「Loaded APR based Apache Tomcat Native library 1.1.12.」と表示されることを確認します。
以上です。

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