2010年9月3日金曜日

Windows 2008 R2での証明書自動更新 その1

社内でWindows 2008 R2 StandardサーバーをドメインコントローラーとしたActive Directory環境を運用していますが、先日あるユーザーの証明書が期限切れになってしまい、証明書の自動更新について調査してみました。


証明書テンプレートの種類について

証明書はそのテンプレートに沿って発行されますが、証明書テンプレートにはいくつかの種類があります(参照)。

  • Version 1
    一般的な証明書要件をサポート。
    変更できるプロパティはアクセス許可のみ。

  • Version 2
    Windows Server 2003から導入。
    証明書の要求、発行、使用方法を管理者が管理できる。
    証明書の自動登録がサポートされる。

  • Version 3
    Version 2の機能+Suite B暗号化アルゴリズム
Windows Server 2008 R2に関しては全てのエディションがVersion 1~3をサポートします(「Active Directory Certificate Services Features by SKU」)。

となると、
 「Windows Server 2008 (R2) からでもはじめたい Windows PKI」
に書いてある、
 

- 補足情報 (エディション情報)

Windows Server OS には以下のエディションがあります。

「Standard」「Enterprise」「Datacenter」

ちなみに、以下の機能は、「Enterprise」 と 「Datacenter」 エディションのみがサポートしており、Standard エディションはサポートしていない機能となります。

  • テンプレートの複製や編集
  • 証明書自動発行
  • キーのアーカイブ

は、間違った情報なのかしら。

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